紺たぬきこんなお悩みありませんか?
- グラブの捕球面にシワや凹凸ができている
- グラブのグリスにはどんな役割があるの?
- グリスの補充は自分でもできる?
- グリスの補充方法や必要な道具を知りたい
- グリスを補充すると本当にグラブは復活するの?
この記事では、実際に中古の軟式グラブにグリスを補充した体験をもとに、必要な道具や作業手順、補充前後の変化を写真付きで詳しく解説します。
初めてグリスを補充する方でも、作業の流れや注意点が分かる内容になっています。
この記事は
「グラブのグリス補充を自分でやってみたい方」
に向けた記事になりますので参考になれば幸いです。
- グラブの捕球面にシワや凹凸がある人
- 長年グラブのメンテナンスをしていない人
- 中古グラブを購入してメンテナンスしたい人
- 自分でグリスを補充してみたい人
- グラブを少しでも長く使いたい人
- グラブに使われるグリスの役割
- グリス補充に必要な道具と費用
- 写真付きで分かるグリスの補充方法
- グリスを補充する際の注意点
- 実際にグリスを補充した結果とビフォーアフター
結論|グリス補充でグラブは復活した?


今回、中古で購入したナイキの軟式グラブにグリスを補充した結果、捕球面の手のひら部分にあった凹凸が改善し、グラブを復活させることができました!
作業前にグラブの内部を確認すると、グリスがほとんど残っていない状態でした。
そこで、GTKオリジナルのアタッチグリスを補充し、併せて湯もみ再型付けを実施しました。
グリス補充前後のビフォーアフター


今回の作業内容と結果は以下のとおりです。
| 項目 | 作業内容・結果 |
|---|---|
| 使用したグラブ | ナイキの軟式グラブ(中古品) |
| 使用したグリス | GTKオリジナル アタッチグリス |
| グリス使用量 | 100g容器の約4分の1 |
| 作業時間 | 約60分(紐の取り外し〜取り付けまで) |
| 追加作業 | 湯もみ再型付け |
| 作業結果 | 捕球面の凹凸が改善 |
今回はグリス補充と湯もみ再型付けを併せて行ったため、改善のすべてがグリス補充によるものとは限りませんがメンテナンス前と比べて捕球面の状態が明らかに改善し、満足できる仕上がりになりました。
ここからは、実際に使用した道具やグリスの補充方法を写真付きで紹介していきます。
グラブのグリスとは?役割と補充の目安

グラブのグリスとは、主に捕球面の革と裏革の間に塗られている油脂状のメンテナンス材です。
革同士の密着を助け、捕球面の張りや形状を保つ役割があります。
グラブのグリスの役割
グリスには主に次のような役割があります。
- 革同士の密着を助ける: 捕球面の革と裏革が浮きにくくなる
- 捕球面の張りを保つ: 革の浮きや余分なシワを抑える
- グラブの形状を維持する: 捕球面の状態を整え、型崩れを防ぐ助けになる
グリスが不足したり偏ったりすると、革同士の密着が弱まり、捕球面に浮きや凹凸が生じる場合があります。
グリスを補充するタイミングは?
グリスの補充時期に、明確な決まりはありませんが、1年に一度グリスの状態を確認しましょう。
次のような状態が見られる場合は、グリスの状態を確認する目安になります。
- 捕球面に浮きや凹凸がある
- 捕球面の革と裏革が密着していないように感じる
- 長年グリスのメンテナンスをしていない
- 中古グラブを購入し、内部の状態が分からない
ただし、捕球面のシワや凹凸が必ずしもグリス不足によるものとは限りません。
革の劣化や型崩れなど、別の原因も考えられるため、グラブの状態を確認してから補充することが大切です。
グラブのグリス補充に必要な道具7選
今回のグリス補充では、以下の7種類の道具を使用しました。

| 使用した道具 | 用途 |
|---|---|
| GTKオリジナル アタッチグリス | 捕球面内部へのグリス補充 |
| ヘラ・バターナイフ | グリスを均等に塗り広げる |
| ラジオペンチ | グラブの紐をつかんで外す |
| グラブ紐通し | 外した紐を元に戻す |
| ヒートガン(ドライヤー) | 硬いグリスを温める |
| 型付けボール | 捕球面の外側から圧力をかけ、革同士の密着を促す |
| グラブハンマー | 捕球面をたたき、革同士の密着を促す |
今回使用したグリスはGTKオリジナル アタッチグリス

今回使用したのは、GTKオリジナル アタッチグリス 100gです。
実際に使用した量は、容器の約4分の1程度でした。
グリスは硬さがあるため、ヘラやバターナイフを使って塗り広げました。
なお、グリスの使用量はグラブの状態や大きさによって異なるため、今回の使用量はあくまで参考としてください。
【写真付き】グラブにグリスを補充する方法
ここからは、実際に中古のナイキ製軟式グラブにグリスを補充した手順を、写真付きで紹介します。
グラブの紐を外してから、グリスを補充し、紐を元に戻すまでの作業時間は約60分でした。
STEP1|グラブの紐を外す

まずはラジオペンチを使い、捕球面と裏革をつないでいる紐を慎重に外します。
紐を戻す際に迷わないよう、外す前の紐の通し方を写真に残しておくのがおすすめです。
無理に引っ張ると紐が切れたり、革を傷めたりするため注意しましょう。
STEP2|内部のグリスの状態を確認する

紐を外したら、捕球面の革と裏革の間を開き、グリスの状態を確認します。
今回の中古グラブは、内部にグリスがほとんど残っていない状態でした。
グリスの不足だけでなく、古いグリスの固まりや汚れがないかも確認しましょう。
STEP3|グリスを準備する

グラブ用グリスはとても硬いです。
そのため、今回はヒートガンを使ってグリスを温め、塗り広げやすい状態にしました。
ただし、ヒートガンは高温になるため、グリスやグラブへの直接加熱は避け、製品の取扱説明に従ってください。
また、グリスは手や道具に付着するとベタつくため、作業場所を保護しておくと安心です。
STEP4|グリスを均等に塗り広げる

ヘラやバターナイフを使い、捕球面の革と裏革の間にグリスを塗り広げます。
一部分にグリスが偏らないよう、薄く均等に広げることを意識しました。
今回使用したグリスの量は、100g容器の約4分の1程度です。
グリスの入れすぎは、革のベタつきや余分な重さにつながる可能性があるため注意しましょう。
STEP5|捕球面の革を密着させる


グリスを塗り終えたら、捕球面の革と裏革を密着させる作業を行います。
今回は型付けボールを捕球面の外側から押し当て、ぐりぐりと動かしながら圧力をかけました。
さらに、グラブハンマーで捕球面を軽くたたき、革同士の密着を促しました。
グリスを補充するだけで終わらず、捕球面の状態を確認しながら圧力をかけることも大切です。
STEP6|グラブの紐を元に戻す

最後に、グラブ紐通しを使って外した紐を元に戻します。
紐の通し方や締め具合を確認しながら、慎重に組み立てましょう。
以上でグリス補充の作業は完了です。

今回のグラブは、もともとの型も悪かったのでグリス補充後に湯もみ型付けも行い、捕球面の凹凸と型の改善を行いました。
湯もみ型付けの詳細は下記リンクを参考にしてください。


グリス補充で実際に感じた3つの注意点
今回、実際にグラブのグリスを補充してみて、特に注意したいと感じたポイントが3つありました。
① グリスは想像以上に硬い

グリスは、想像以上に硬く、そのままでは塗り広げにくい状態でした。
温めると扱いやすくなりますが、加熱しすぎるとグリスが溶けてほかに付着したり革自体を傷めるおそれがあるため注意が必要です。
温めるのには、ドライヤーでも十分ですが、汚れる心配があるので、2軍のドライヤーもしくは、ヒートガンを使用しましょう。ヒートガンは安いものだと3,000円程度で購入できます。
② グリスが手や道具につくとベタつく

グリスは粘着性があり、手や道具に付着すると簡単には落ちません。
とにかくベタベタになります。
作業前に新聞紙などを敷き、使い捨て手袋や汚れてもよい布を準備しておくと安心です。
また、片付けをする際は一度、温めてからグリスをヘラから除去します。
ただ、最後のふき取り時には布ではなく、ビニール袋に押し付けてそのまま捨てれば楽に片付けができます。
③ グリスの入れすぎに注意する
グリスは多く入れればよいというものではありません。
入れすぎると余分なグリスがはみ出したり、グラブが重くなったりする可能性があります。
一度に大量に塗らず、グラブの状態を確認しながら少しずつ補充することが大切です。
グリス補充後の変化を検証
今回、中古で購入したナイキの軟式グラブにグリスを補充した結果、捕球面の手のひら部分にあった凹凸が明らかに改善しました。
実際の作業前後の状態を比較してみましょう。
グリス補充前後のビフォーアフター


作業前は凹凸が目立っていましたが、メンテナンス後は革の浮きが抑えられ、捕球面が整いました。
なお、今回はグリス補充に加えて湯もみ型付けも行っているため、改善のすべてがグリス補充によるものではありませんが、今回の作業によって中古グラブの状態を大きく改善できたことは、十分に満足できる結果でした。
グラブのグリス補充に関するよくある質問

まとめ|グリス補充でグラブをメンテナンスしよう
今回は、中古で購入したナイキの軟式グラブにグリスを補充し、実際の作業手順やビフォーアフターを写真付きで紹介しました。
最後に、今回のポイントを振り返ります。
- グリスには捕球面の革と裏革を密着させる役割がある
- グリスの状態は年に1回程度の確認を目安にする
- 今回は100g容器の約4分の1のグリスを使用
- 紐の取り外しから取り付けまでの作業時間は約60分
- グリス補充と湯もみ型付けによって捕球面の凹凸が改善&良型に
今回の作業では、グリスがほとんど残っていなかった中古グラブを、満足できる状態まで復活させることができました。
ただし、グリスを補充すれば必ず改善するわけではなく、グラブの状態によっては専門店での修理が必要な場合もあります。
大切なグラブを長く使うためにも、日頃のメンテナンスに加えて、グリスの状態も定期的に確認してみてください。
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