
またまた新品のグローブを買ったけど、前回の革よりめちゃくちゃ硬い。。しかも今回は外野手用のグラブ。

前回、湯もみの3つのポイントをお伝えしましたが、今回はより硬いレザーの湯もみに今回は挑戦しようと思います!
本記事では「硬いレザーのグローブの湯もみ型付け」の方法をまとめた記事になりますので参考になれば幸いです。

湯もみの詳細については前回の記事を参考にしてみてください。
今回の湯もみのポイント3つ
今回湯もみをするグローブ

今回湯もみをするのはローリングスの軟式用外野グローブ!
これまた10年前?ぐらいに一目ぼれして買ったグローブ。一度も使用していません。
ものすごく硬い。とにかく硬い。(笑) 今回はこのグローブを湯もみしていきます。

ケン・グリフィーJrモデルじゃん!!

当時、知らずに買いました。後々調べたらレジェンド選手モデルのグラブだと気づきました。。。なんだろう。。恥ずかしい(笑)でもカッケーからいいんだ!
湯もみで重点的に柔らかくする箇所


ざっくりはこんな感じ。もむポイントを押さえると失敗は少なくなると思う。あと、土手が一番、硬いのでよくもみこんでいきます。あとは、ポケット位置を今回は深めに設定します。
湯もみをするための準備物
準備物一覧


前回と準備物は同じ。また同じくグローブをたたく作業があるので、マンションなどの人は音に注意。また、今回はハンマーを使いましたが、初心者はパンチャーの方が扱いやすいかも。
実際に湯もみをしてみよう!

①グローブをお湯につけよう!
まずはヒモ類を解いておこう!こうすることによって型付けがしやすくなるよ。
(湯もみが終わればヒモを調整して結び直してください)

今回のグローブは硬いレザーなので前回のお湯より温度を高めました!

余談ですが、このグラブの湯もみ開始は夜の9時でした。

だからどうした。

43度程度のお湯で全体をつけて約20秒に設定したよ!
湯からあげたらタオルに包んで水気をとります。

前回と違ってグラブが硬いので、前回よりも7℃温度を上げました。またつける時間も倍の20秒にして、柔らかくする気満々です。
②土手部分のもみほぐし、関節・ヒンジをつけよう!
まずは、一番硬い箇所土手からほぐしていきます。
続きまして、ヒンジ部分をほぐします。
最後はグローブに関節をつけます!

この、土手部分、ヒンジ、関節のほぐしはとても重要。またウェブ分のほぐしも忘れずに!
③グローブポケットを作ろう!
毎度おなじみ、大井さんのドラゴンボール!!
このドラゴンボールを挟んでほぐしたり、グローブの当ててポケットを形成していきます。
今回は外野用なので、とにかく深いポケットを目指しました!

同時にハンマーやパンチャーを併用して自分好みのポケットを作ろう!

親の仇じゃってぐらいガンガン叩いて自分好みのポケットに仕上げていこう!今回は外野用だから、深めに深めに。
④レザーを保湿しよう!
型付けが終わったらレザーに栄養を与えるのをお忘れなく!

今回も使用するのは、和牛JBさんのプロティオスグラブ用トリートメントです。
・革の繊維(内部)に浸透しコンディションを整える
・革に潤いを与える。(保革)
・革を柔らかくする。
・汚れを落とし、劣化を防ぐ。
⑤乾燥させよう!
お風呂場で乾燥。

乾燥するまで2日ぐらいかかります。
乾燥中もグラブの様子を見ながら、柔らかさが足りない箇所を重点的に型付けをおこなってください。くれぐれも直射日光に当てないように。レザーの水分が失われてカピカピのグラブになってしまいます。また、ドライヤーも&温度が高すぎるのでオススメしません!
直射日光をさけて日陰で乾燥させよう!
湯もみ型付け完了

型付けのビフォーアフター

今回は、外野用ということで、深めのボックス型に型付けしました。まだ、硬さが若干残っていますが、初期の硬さと比べると一目瞭然!開閉がしやすくなり深めのポケットもできています。
まとめ|湯もみは自宅でも簡単にできる!

今回はローリングスの軟式外野用グローブを実際に湯もみ型付けしました。とても硬いグラブだったので高めの温度設定し、納得の型付けになりました。湯もみには正解がないので、自分で試行錯誤する必要がありますが、みなさんもこの記事を参考に湯もみに挑戦してみてください!また、他のグローブの湯もみも実践しておりますので合わせて参考にしていただくと幸いです!
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