
連日、大活躍のドジャース・大谷選手。
野球以外にもCMなどのメディアで見る機会が増えたよね。一体、どれくらいの数、どんな企業とスポンサー契約しているのだろう?

2025年現在、ロサンゼルス・ドジャースで活躍する大谷翔平選手は、野球界のみならずビジネス界からも絶大な注目を集めています。
その証拠に、彼とスポンサー契約を結ぶ企業は20社を超え、食品・スポーツ用品・テクノロジー・金融など多岐にわたります。この記事では、大谷選手と契約する主なスポンサー企業を一覧で紹介し、業種や売上規模、本社所在地まで網羅。
さらに「なぜ大谷翔平が選ばれるのか?」という理由についても、企業ごとの起用背景を考察しています。
本記事では「大谷選手のスポンサーに興味がある方」に向けた記事になりますので参考になれば幸いです。
目次
- 大谷選手2025年度スポンサー一覧【22社】
- ECC|語学力を武器にした世界への扉
- Beats by Dre|勝負前の“ゾーン”に寄り添う音
- HUGO BOSS|クラシックと革新の融合
- JAL(日本航空)|世界へ挑む姿を重ねる翼
- KONAMI|リアルとゲームをつなぐ架け橋
- Topps(トップス)|記録と記憶をつなぐ存在
- セイコー|時間と挑戦を刻むパートナー
- コーセー|清潔感と信頼を兼ね備える存在
- セコム|安心と挑戦の象徴としての大谷翔平
- ファミリーマート|健康と身近さをつなぐ“おむすびアンバサダー”
- ポルシェジャパン|洗練とスピードの象徴
- 伊藤園|“お~いお茶”と挑戦を支える日本の味
- 興和(バンテリン)|ケガを乗り越えた信頼の証
- 住友ゴム工業(ダンロップ)|スポーツと安全の融合
- セールスフォース|データと挑戦をつなぐDXリーダー
- ディップ|挑戦するすべての人にエールを
- ニューバランス|革新とクラシックが交差する挑戦の象徴
- ラプソード|未来の野球を支えるテクノロジー
- ワコール|グローバルアスリートの信頼と快適を支える存在
- 西川|眠りの質がパフォーマンスを変える
- 日清製粉ウェルナ|家庭の味とトップアスリートの健康をつなぐ架け橋
- West Point Investment|信頼と未来価値を共有する新しいパートナーシップ
- 📝 まとめ|なぜ大谷翔平はこれほど多くの企業に選ばれるのか?
大谷選手2025年度スポンサー一覧【22社】
ECC|語学力を武器にした世界への扉

会社名 | 業種 | 売上規模 | 本社所在地 |
---|---|---|---|
株式会社ECC | 教育(英会話) | 非公開 | 大阪府大阪市 |

大谷翔平の英語力が年々向上し、米国でのインタビューにも自信を持って臨む姿は、語学学習者にとって希望の光となっています。ECCは「言葉は世界を変える鍵」という信念のもと、彼の努力とグローバルな挑戦に共鳴し、若者に向けたメッセージ性のある広告展開を行っています。
Beats by Dre|勝負前の“ゾーン”に寄り添う音

会社名 | 業種 | 売上規模 | 本社所在地 |
Beats Electronics LLC | オーディオ機器(Apple傘下) | 非公開(Appleグループ) | 米国カリフォルニア州 |

試合前、大谷選手がヘッドホンを装着し集中する姿は、スポーツファンの中で定番となっています。Beatsはその瞬間を逃さず、「勝負に挑む準備の音」としてブランドを訴求。大谷選手の内面にある静かな闘志と、Beatsが生む音の世界が、視聴者の感情を震わせる演出につながっています。また、サッカー界からは、メッシ選手。バスケ界からは、レブロン・ジェームズ選手も契約しており、まさにレジェンド選手の仲間入りといっても過言ではないでしょう。
HUGO BOSS|クラシックと革新の融合

会社名 | 業種 | 売上規模 | 本社所在地 |
Hugo Boss AG | ファッション | 約3,000億円(2023年) | ドイツ・メッツィンゲン |

スタイリッシュで洗練されたイメージのHUGO BOSSは、大谷翔平のフォーマルな一面と完璧主義な姿勢に惹かれました。ブランドムービーでは、スーツを身にまとった大谷選手が、グラウンドとは異なる“ビジネスエリート”の姿を見せることで、多面的な魅力を打ち出しています。
また、記者会見やドレスアップする場面ではこのBOSSを着用しており、日ハム時代ダサかった服装から一新されたとも言われています。(小声)
JAL(日本航空)|世界へ挑む姿を重ねる翼

会社名 | 業種 | 売上規模 | 本社所在地 |
日本航空株式会社 | 航空 | 約1兆円(2023年) | 東京都品川区 |

「挑戦」をキーワードに掲げる日本航空は、大谷選手のMLB挑戦に込められたメッセージを重ねました。JALのブランドムービーでは、大谷選手が日本と世界をつなぐ象徴として登場。単なる移動手段ではなく、“夢を運ぶ翼”としての意味合いを強く持たせた展開が共感を呼びました。
KONAMI|リアルとゲームをつなぐ架け橋

会社名 | 業種 | 売上規模 | 本社所在地 |
株式会社コナミデジタルエンタテインメント | ゲーム | 約2,600億円(2023年) | 東京都中央区 |

KONAMIの野球ゲームシリーズに登場することで、リアルとバーチャルの両方で“最強選手”となった大谷翔平。特に若年層における影響力が大きく、「憧れの存在を自分で操作できる」楽しさが、ユーザー体験とブランド価値の両方を高めました。
Topps(トップス)|記録と記憶をつなぐ存在

会社名 | 業種 | 売上規模 | 本社所在地 |
The Topps Company, Inc. | トレーディングカード | 非公開(Fanatics傘下) | 米国ニューヨーク州 |

野球カードの老舗ブランドToppsは、大谷翔平の歴史的な記録をカード化し、コレクションの価値を高めています。直筆サイン入りカードや記念シリーズは、単なる記念品にとどまらず「ファンの記憶に残る瞬間」を商品化する試みとして成功しています。
Toppsは大谷選手と長期的な独占契約を結んだため、価値のある大谷選手のベースボールカードが手に入るのはこのToppsだけです!

セイコー|時間と挑戦を刻むパートナー

会社名 | 業種 | 売上規模 | 本社所在地 |
セイコーウオッチ株式会社 | 時計 | 約3,000億円(2023年) | 東京都中央区 |

セイコーは「時代を切り拓く挑戦者」として、大谷翔平をブランドの象徴に位置づけています。緻密な計測と時を大切にするスポーツマンシップは、精密な時計製造と同様。CMでは“限られた時間で何を成し遂げるか”というメッセージを込め、見る者に感動と決意を与えています。
コーセー|清潔感と信頼を兼ね備える存在

会社名 | 業種 | 売上規模 | 本社所在地 |
株式会社コーセー | 化粧品 | 約3,000億円(2023年) | 東京都中央区 |

美しさと清潔感を大切にするコーセーは、爽やかで誠実な大谷選手のイメージと親和性が高く、男性向けスキンケアラインの広告塔として起用。自然な清潔感と内面からにじみ出る信頼感が、ターゲット層への説得力を持っています。
セコム|安心と挑戦の象徴としての大谷翔平

会社名 | 業種 | 売上規模 | 本社所在地 |
---|---|---|---|
セコム株式会社 | セキュリティサービス | 約1兆円(2023年) | 東京都渋谷区 |

長年にわたって「安全・安心」を提供し続けるセコムは、2024年から大谷選手を新たな顔として起用。かつて長嶋茂雄氏を起用していた同社は、次世代の“国民的ヒーロー”として大谷翔平を選びました。
ファミリーマート|健康と身近さをつなぐ“おむすびアンバサダー”

会社名 | 業種 | 売上規模 | 本社所在地 |
株式会社ファミリーマート | コンビニエンスストア | 約3兆円(伊藤忠連結) | 東京都港区 |

大谷選手は「おむすびアンバサダー」として、おいしさと栄養の両立を表現する象徴に。試合後に食べるという“勝負メシ”としてのおむすびを通じ、健康で力強く生きる姿を、広く消費者とつなぎました。
ポルシェジャパン|洗練とスピードの象徴
企業名 | 業種 | 売上規模 | 本社所在地 |
ポルシェジャパン株式会社 | 自動車 | 非公開(グループ) | 東京都港区 |

ポルシェの運動性能と大谷選手の美しいフォームを重ねる演出が話題に。高性能と優雅さを兼ね備えた両者のスタイルが絶妙にマッチしています。
伊藤園|“お~いお茶”と挑戦を支える日本の味

会社名 | 業種 | 売上規模 | 本社所在地 |
株式会社伊藤園 | 飲料 | 約5,000億円(2023年) | 東京都渋谷区 |

「お~いお茶」を通じて、大谷選手は日本の誇りを世界に届けるグローバルアンバサダーに起用されました。
興和(バンテリン)|ケガを乗り越えた信頼の証

会社名 | 業種 | 売上規模 | 本社所在地 |
興和株式会社 | 医薬品 | 非公開 | 愛知県名古屋市 |

投手としての復帰を目指す大谷選手にとって、身体ケアは重要なテーマ。「動ける身体を支える」ブランドとして共鳴。
住友ゴム工業(ダンロップ)|スポーツと安全の融合

企業名 | 業種 | 売上規模 | 本社所在地 |
住友ゴム工業株式会社 | タイヤ製造 | 約1兆円(2023年) | 兵庫県神戸市 |

スポーツへの挑戦と安全性を追求するブランドとして、大谷選手のイメージと親和性が高く起用。特にダンロップの展開するスポーツタイヤやゴルフ・テニス用品との親和性があり、「トップアスリートの信頼を得ている企業」というブランディング戦略の一環ともいえます。
セールスフォース|データと挑戦をつなぐDXリーダー

会社名 | 業種 | 売上規模 | 本社所在地 |
Salesforce, Inc. | クラウドソフトウェア | 約3兆円(2023年) | 米国カリフォルニア州 |

セールスフォースが掲げる「すべての成長は信頼から始まる」という理念は、大谷翔平の誠実で一貫したキャリアにも通じます。パフォーマンスの可視化・最適化という文脈で、スポーツ×テクノロジーの未来像を訴求する象徴として彼が起用されました。
ディップ|挑戦するすべての人にエールを

企業名 | 業種 | 売上規模 | 本社所在地 |
ディップ株式会社 | 求人情報 | 約400億円(2023年) | 東京都港区 |

“バイトル”などのサービスを通じてキャリアを支援するディップにとって、大谷選手の「挑戦を恐れない姿勢」は象徴的な存在です。特に若年層に向けて、「一歩踏み出すことの価値」を訴求する際に、大谷選手のストーリーが大きな説得力を持っています。
ニューバランス|革新とクラシックが交差する挑戦の象徴

会社名 | 業種 | 売上規模 | 本社所在地 |
New Balance Athletics, Inc. | スポーツ用品 | 約4,000億円(2023年) | 米国マサチューセッツ州 |

「Fearlessly Independent(恐れず、自由に)」を理念とするニューバランスは、二刀流という未踏のキャリアに挑んだ大谷選手と理想的な共鳴を見せます。彼のトレーニングや実戦において同社製品を愛用していることも、リアルな信頼性につながっています。
ラプソード|未来の野球を支えるテクノロジー

会社名 | 業種 | 売上規模 | 本社所在地 |
Rapsodo, Inc. | スポーツテクノロジー | 非公開 | 米国ミズーリ州 |

大谷選手はリハビリや投球フォームの見直しにおいて、実際にラプソードのデータ計測機器を使用。その事実がブランド価値を押し上げ、「データが進化を加速させる」というラプソードの信念と完全に一致しています。
ワコール|グローバルアスリートの信頼と快適を支える存在

企業名 | 業種 | 売上規模 | 本社所在地 |
株式会社ワコール | 衣料品(インナーウェア) | 約1,800億円(2023年) | 京都府京都市 |

「Empowering Women and Men」のグローバル戦略を掲げるワコールにとって、心身ともにストイックな大谷選手は理想の象徴です。特に動きやすさ・通気性・サポート力などアスリート向け製品との相性が抜群で、製品開発の実証モデル的役割も担っています。
西川|眠りの質がパフォーマンスを変える

企業名 | 業種 | 売上規模 | 本社所在地 |
西川株式会社 | 寝具 | 非公開 | 東京都中央区 |

西川が提供するオーダーメイドマットレスは、大谷選手の遠征先やキャンプ中にも同行。睡眠の質が翌日の集中力・判断力・パフォーマンスに直結することを理解し、科学的根拠に基づいたサポートを提供しており、まさに“勝つための睡眠”を実現しています。
日清製粉ウェルナ|家庭の味とトップアスリートの健康をつなぐ架け橋

会社名 | 業種 | 売上規模 | 本社所在地 |
株式会社日清製粉ウェルナ | 食品 | 約3,000億円(グループ) | 東京都千代田区 |

日清製粉ウェルナは2024年11月に大谷翔平選手と広告契約を締結し、「いいもの、食べよう。」のスローガンのもと共に歩み始めました。オレンジ色のエプロン姿で登場するCMでは、家庭料理を通じた“ほっとする瞬間”を演出。栄養と安心を重視する大谷選手の価値観が、家庭の食卓を支える企業理念と強く結びついています。
West Point Investment|信頼と未来価値を共有する新しいパートナーシップ
会社名 | 業種 | 売上規模 | 本社所在地 |
West Point Investment | 投資・不動産開発 | 非公開 | 米国ニューヨーク州 |

West Point Investmentは、大谷選手がハワイ・マウナケアの高級住宅地「Hapuna Estates」において契約を結んだことを通じ、広告的関係を築いています。伝統的なスポンサー契約とは異なり、ブランドイメージや資産価値を共有するNIL(ネーム・イメージ・ライクネス)契約の形態であり、アスリートと企業の新たな関係性を示すモデルケースとして注目されています。
📝 まとめ|なぜ大谷翔平はこれほど多くの企業に選ばれるのか?
2025年現在、大谷翔平選手とスポンサー契約を結んでいる企業は22社にのぼります。
その顔ぶれは、食品、スポーツ用品、金融、医療、テクノロジー、教育、住宅開発まで多岐にわたり、まさに“業界を超えた国民的アンバサダー”といえる存在です。
これほど多くの企業に選ばれる背景には、以下のような理由があります:
また、単なる広告塔としての起用にとどまらず、「商品開発」や「ブランド価値の共有」といった形でのパートナーシップも進化しつつあります。

大谷翔平選手は、スポーツ界にとどまらず、日本発のグローバルブランドとしての役割も担っているといえるでしょう。今後も、どんな企業とどんな形でコラボレーションを展開していくのか、大きな注目が集まります。
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