
MLB選手のサインってなんか青色じゃない?
なんで黒色じゃないんだろう?

確かにNPBの選手は黒色のペンでサインするのに対してMLB選手は青色だね。
なぜ海外選手は青色でサインをするのかを調べてみたよ!
本記事では「なぜ海外選手は青色のペンでサインをするのかという疑問を持った方に向けた記事になりますので参考になれば幸いです。
この項目に1つでも当てはまる方は、是非最後まで読んでいただき「青色のサインペン」に少しでも興味をもっていただけると嬉しいです。
目次
コピー防止!“本物の証”としての青インク

最大の理由とも言えるのが、偽物対策の名残りと言えます。
1990年代にプロ選手のサインが高値で取引されるようになりました。
それと同時に偽物も大量に出回る事態となります。
まだコピー機の性能が低かったその頃、偽造防止のため青色でサインするのが主流となりました。
黒インクで書かれたサインは、スキャンしてプリントアウトすれば、それっぽく見えてしまうことがあります。
ところが青インクは、コピー機やプリンターで再現するのが難しく、明らかに「手書き」だとわかる特徴があります。
そのため、青インクのサインは「本物らしさ」が高いとして、コレクターや鑑定士たちに重宝されているのです。
見栄え抜群!写真やボールに“映える”カラー

サインの多くは、白いボールや明るい背景の写真に書かれます。黒インクだと、背景によっては見づらくなったり、埋もれてしまうことがあります。
一方で、青インクは視認性が高く、背景とのコントラストがはっきりするため、サインがくっきりと見えます。
特に、写真やユニフォームにサインする場合は、この「映え」がとても大切。
SNSでのシェアや展示用としても、青いサインのほうが見栄えが良く、ファンの満足度も上がるわけです。
コレクター市場では“青が正義”

実は、青インクのサインは黒より高く評価される傾向があります。
有名なオートグラフ鑑定機関(PSA/DNA、Beckett、JSAなど)では、青インクのサインの方が「鑑定対象として好まれやすい」という事実があります。
また、eBayやAmazonなどのマーケットプレイスでも、同じ選手のサインでも“青インク”のほうが高額で落札されることもあるんです。
つまり、青いインクのサインは“価値が高くなる”可能性を秘めた色なんですね。
イベント主催者側の「青指定」

MLBのサイン会やチャリティイベントでは、運営側から「青いサインペンを使ってください」と指定されることもあります。
その理由は前述の通り、「偽物防止」や「視認性の高さ」など、ファンとの信頼関係を保つためです。
イベントで配布されるアイテム(ポスターやボール)にも青インクが最適化されているケースもあり
一貫性を保つための“暗黙のルール”となっているのです。
プロが使う「おすすめ青ペン」

実際にMLB選手やサインハンターたちが愛用している青ペンの定番アイテムをいくつか紹介します。
- Sharpie Fine Point(シャーピー・ファインポイント):MLB公式でも頻出!王道アイテム。
- Sharpie Ultra Fine Point:細かい字に最適。写真サインに◎。
- Staedtler Lumocolor Permanent:高級感あるドイツ製、にじまず綺麗に書ける。
- Pentel ペイントマーカー:金属やアクリルにも強い。特殊素材におすすめ。
- Zebra マッキー油性(青):日本でも定番、書きやすく入手しやすい!
この中から選んで持ち歩けば、サインをもらう準備はバッチリです!
まとめ:青インクは“信頼と価値”の色

なぜMLB選手は青ペンでサインをするのか。
その理由は、偽物防止、見やすさ、価値の高さ、イベントでの指定など、実にさまざまな意味が込められていました。ただの色に見えるかもしれませんが、青インクは“本物”を守るための選択肢なんです。次にサインをもらう機会があれば、ぜひ青いペンをポケットに入れておきましょう。
そしてそのサインが、あなたにとってかけがえのないものになるよう、心から願っています。
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