
最近、「魚雷バット」や「トルピードバット」ってよく耳にするけど、あれは何?

先端や細く、芯の部分が膨らんでいるように見える通称「魚雷バット」のことだね。
今回は今話題の「魚雷バット」について詳しく解説していくよ!
本記事では「魚雷バット(トルピートバット)」について詳しくまとめた記事になりますので参考になれば幸いです。
この項目に1つでも当てはまる方は、是非最後まで読んでいただき「魚雷バット」に少しでも興味をもっていただけると嬉しいです。
目次
魚雷バットってそもそも何?誰が作ったの?

2025年のMLB開幕から、ひときわ目を引く奇妙なバットが話題になっています。
その名も――「魚雷バット(トルピードバット)」。
見た目は従来のバットとは一線を画す流線型。
まるで魚雷(torpedo)のような形状をしていることから、通称「魚雷バット」と呼ばれています。
トレーニング用ではありません。
これはMLB公式戦で正式に使用が認められた、新時代の実戦用バットなのです。
魚雷バットの特徴とは?


先端が細く、芯部分太く感じる形状の「魚雷バット」。
魚雷より「ボーリングのピン」のような形と思ってもらった方がイメージが付きやすいかも。
「芯」部分をやや手元側に配置したことでスイングしやすくなっているのも特徴なのだそう。
魚雷バットを生み出したのはアーロン・リーンハート(Aaron Leanhardt)氏

「魚雷バット(トルピードバット)」を考案したのは、アーロン・リーンハート(Aaron Leanhardt)氏です。
彼はマサチューセッツ工科大学(MIT)で物理学の博士号を取得し、現在はマイアミ・マーリンズのフィールド・コーディネーターを務めています。以前はニューヨーク・ヤンキースのアナリストやマイナーリーグの打撃コーディネーターとしても活躍していました。
リーンハート氏は、選手たちがボールを打つ位置がバットの最も太い部分ではないことに着目し、「芯の部分を太くすれば、より効果的な打撃が可能になる」との発想から魚雷バットの設計を思いつきました。
この逆転の発想により、従来のバットとは異なる形状のバットが誕生し、MLBでも使用されるようになりました。
魚雷バットを実際に使用している選手たち

- ジャズ・チサムJr(ニューヨーク・ヤンキース)
- コディ・ベリンジャー(ニューヨーク・ヤンキース)
- オースティン・ウェルズ(ニューヨーク・ヤンキース)
- ゴールドシュミット(ニューヨーク・ヤンキース)

魚雷バットの生みの親リーンハート氏が在籍したヤンキースの選手が多数使用している印象
ヤンキースはブリュワーズとの開幕3試合で15本塁打(うち9本が魚雷バット使用)、36得点という数字を叩き出した。日本でも先日源田選手が実践で使用したことも話題に上がり、試しに使用する選手がこれから多くなりそうです。
魚雷バットのメリット・デメリット
魚雷バットを使用するメリット

魚雷バットを使用するデメリット

魚雷バットは購入できる?

2025年4月時点で日本のスポーツ量販店やベースボールショップでの魚雷バットの取り扱いはありません。
アメリカから輸入するのも一つの手ですが、送料などで値段が高くなると予想されます。
ただ、楽天での購入が可能となっていますので、ネット通販での購入を検討してみてはいかがでしょうか。
今後、メーカーの生産体制が整えば、日本のスポーツショップで購入が可能となるでしょう。
魚雷バットを実際に試合で使用できる?

アマでも「魚雷バット」使用可能に 高校、大学、社会人、女子、軟式で 全日本野球協会発表
引用元:スポニチ
上記にあるように、規定内なら「魚雷バット」の使用を認めると全日本野球協定が発表しました。
今後、魚雷バットを目にする機会が増えそうですね。
まとめ

いかがでしたでしょうか。話題の「魚雷バット」を試してみたいと思った人は多いのではないでしょうか。「魚雷バット」を選択肢の1つとしてバット選びをしてみるといいかもしれません。
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