
大谷選手が投げてるめちゃんこ曲がるスライダー?僕も投げてみたい!どんな握り方をしているんだろう・・??



その「めちゃんこ曲がるスライダー」とは「スイーパー」のことだね!今回はこの「スイーパー」の握り方を中心に解説していくよ!
この記事では、「スイーパーの握り」について解説します。
- 大谷翔平選手の投球スタイルに興味がある人
- スイーパーという球種を詳しく知りたい野球ファン
- 野球経験者や投手で新たな変化球を覚えたい人
- NPB・MLBのトレンド球種に関心がある人
- スイーパーとスライダーの違い
- スイーパーの基本的な握り方
- 大谷翔平選手のスイーパーのデータ的特徴
結論|握り方はずばりツーシームの握り方!
変化球の握り方は十人十色!
それぞれの投手に独自の握りや投げ方がありますが
スイーパーの握りとして一般的なのが、「ツーシームグリップ」と呼ばれる握り方です。


上記の画像は大谷選手がスライダーとしての握りを披露したときの様子。
この握りこそ「ツーシームグリップ」です。



「SLIDER」(スライダー)と本人も発言していますが、=スイーパーの認識でOKです。
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— TIME (@TIME) June 27, 2022



従来のスライダーの握りじゃない!ツーシームの握り方に近いね!



ちなみにバウアー投手(DeNA)もこの「ツーシームグリップ」の握りでスイーパー投げてるそうだよ!従来のスライダーの握りを少し変化させて握っている投手もいるそうなので、自分に合ったスイーパーの握りを見つけることが大切です。
①スイーパーとはどんな変化球?





スイーパーは、スライダーの一種ですが
「より横滑りの変化が大きく、縦変化が少ない」のが特徴です。
- 名称の由来は「sweep(掃く)」ように曲がる軌道から
- MLBでは近年になって※Statcastでも独立した球種として分類されるようになりました
- 従来のスライダーよりも「変化幅が大きく・曲がるのが遅い」ため、打者はバットを出したタイミングでボールが逃げてしまう
※StatcastとはMLB(メジャーリーグベースボール)が導入している、選手の動きを詳細にデータ化するシステム



WBC2023の決勝、トラウト選手から三振を奪った決め球として日本でも注目を集めました。



めっちゃ曲がってる。昔のパワプロのレベル7のスライダーじゃん。(伝わる人だけ伝われー)
② 大谷翔平選手のスイーパーの特徴


- 平均球速:135~140km/h(最速142km/h)
- 横変化量:17〜21インチ(約43~53cm) → MLB平均より遥かに大きい
- 回転数:2500rpm前後と高め
- 決め球使用率:2023年ではスイーパーが全投球の25%以上を占める試合も



MLBでも「最も変化する球」として※Statcastで評価されており、奪三振率の高さにも直結しています。特に左打者への空振り率が高いのも特徴。
※StatcastとはMLB(メジャーリーグベースボール)が導入している、選手の動きを詳細にデータ化するシステム
まとめ|大谷翔平の年俸は“次元が違う”!
- スイーパーの握りは「ツーシームグリップ」
- スライダーの一種で「より横滑りの変化が大きく、縦変化が少ない」のが特徴
- 名称の由来は「sweep(掃く)」ように曲がる軌道からきている
- 大谷選手の投げるスイーパーはMLBでもトップクラスの変化球



大谷翔平選手が操る「スイーパー」は、単なるスライダーの延長ではなく、今やMLB全体のピッチングトレンドを象徴する球種です。この記事をきっかけに、試合で実際に投げてみたり、テレビで観戦する時には「横滑り魔球」に注目してみてください!また、ほかに大谷選手に関する記事を執筆中です。ご覧いただければ幸いです。




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