グローブ湯もみを自宅で実践!3つのポイントで失敗なし!

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黒たぬき

新品のグローブを買ったけど、革が硬すぎて全然使えない。何かすぐグローブが柔らかくなる方法がないかな?

紺たぬき

新品の野球グローブは革が硬く、なかなか思うように手に馴染みませんよね。そんなときに役立つのが「湯もみ型づけ」です。今回は、自宅でも安全にできる湯もみのやり方を、失敗しないための3つのポイントとともに解説します。お湯の温度や時間、型の作り方さえ押さえれば、短時間で自分好みのグローブに仕上げることができます。

本記事では「グローブの湯もみ型付けの方法をまとめた記事になりますので参考になれば幸いです。

この記事はこんな人にオススメ
  • 新品グローブをすぐ試合や練習で使いたい人
  • 硬いグローブでキャッチングしづらいと感じている人
  • 専門店に依頼する時間や予算がない人
  • 自分の手やプレースタイルに合った型を自分で作りたい人
この記事を読んで分かること
  • 湯もみ型づけを自宅で行うための具体的な手順
  • お湯につける時間や温度の目安
  • グローブの関節(ヒンジ)の付け方
  • 捕球がしやすくなるポケットの作り方
  • 湯もみ型づけで失敗しないための注意点
目次
ポイント
  • お湯につけすぎない!
  • グローブに関節・ヒンジを付けよう!
  • グローブにポケットを付けよう!

①お湯につけすぎない

グローブをお湯につけるのだが、温度お湯の中に入れる時間には注意が必要!

高い温度で長時間つけるとグローブが柔らかくなりすぎて型付けが難しくなります。

また、やっぱりもう少し硬い方が良かったなと思っても元の硬さには戻りません。

初心者の方は40度~水の間の温度で全体がつかってから10秒程度に収めた方が失敗が少ないと思います。

もちろん、革質、硬さ、自分の好みによって温度や時間を調整しますが、こればっかりは正解がありませんので、自分で調整していくしかありません。

黒たぬき

ちなみに、湯もみ型づけの元祖「久保田スラッガー」さんのお湯の温度は企業秘密。しかし、YOUTUBEで湯もみ動画を見ると、バケツから湯気が出ているのが確認されている。あれは相当温度が高いとみた。

紺たぬき

間違いなく言えるのは、100℃の煮えたぎったお湯の中にグローブをぶち込むことは止めてください。(当たり前)

②関節・ヒンジを作ろう!

グローブの開閉にとっても大切なのが、グローブの関節部分とヒンジ部分です。

関節は、指の関節部分をイメージしていただいらいいと思います。

ヒンジの部分は「蝶番」(ちょうつがい)のイメージです。

③ポケットを作ろう!

ボールを捕球する時に大切になってくるのがこの「ポケット」部分です。

ポケットが無いとうまくボールがグローブに収まらず、捕球が難しくなります。

ポケットには様々な種類があり、深め、浅めなどグローブの用途によってポケットを作る必要があります。

グローブの柔らかくする箇所
紺たぬき

ざっくりはこんな感じ。もむポイントを押さえると失敗はすくなくなると思う。あと、土手が一番、硬いので、よくもみこんだ方がいいっていう人が多い。

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準備物一覧

準備物
準備物
  • バケツ(グローブ全体がつかる大きさ・深さが好ましい)
  • タオル(写真外)
  • クッション的なもの(写真外)
  • 型づけ用のハンマーもしくはパンチャー
  • ドラゴンボール(7つ集める必要はありません)
  • グローブ専用の保湿剤
紺たぬき

グローブをたたく作業があるので、マンションなどの人は音に注意。
また、今回はハンマーを使いましたが、初心者はパンチャーの方が扱いやすいかも。

今回湯もみをするグローブ

今回湯もみをするのはこのローリングスの軟式用グローブ!

ローリングスグローブ

10年前?ぐらいに一目ぼれして買ったグローブ。キャッチボール程度で使用した程度。

柔らかくするために素手とボールでバシバシっした程度。新品のようにもの凄く硬いわけではないけどまだまだ硬い感じ。

お湯にグローブをつける中の人

①グローブをお湯につけよう!

さあ、今回のメインイベント!グローブをお湯の中にいれていくよ!!

とその前にヒモ類を出来る範囲解いておこう!こうすることによって型付けがしやすくなる。

ひもを解く

今度こそ!お湯にダイブ!!

グローブをお湯につける
黒たぬき

なんかいけないことしているみたい…

今回のグローブは若干の柔らかさがあるので

35度程度のぬるま湯で全体をつけて10秒
に設定したよ!

ぬるま湯からあげたらタオルに包んで水気をとります。

タオルでふく

②グローブに関節・ヒンジをつけよう!

水気がなくなったら本格的に柔らかくしていきます。

まずは、土手の部分をもみほぐしていきます。

次は、ヒンジ部分を型付けしています。

このようにグローブの親指と小指部分の付け根をハンマーで叩いたり、体重をかけてクセづけしていきます。

最後は関節部分のクセ付け!

関節部分はグローブの関節でははく、自分の手の関節部分でクセ付けします。

関節部分

なので、グローブの関節部分よりこの低い位置ですね。

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③グローブポケットを作ろう!

つぎはポケット部分を作っていくよ。

ポケット作りに必要になるのがこの「ドラゴンボール」風の玉です!

型付けのドラゴンボール風ボール

これは野球系ユーチューバー走れ大井チャンネルさんが監修された商品で近年の型付けには頻繁に使用されています。

このドラゴンボールを入れてモミ込んだり、当て取りしてポケットを作っていきます。

\ 購入はこちら/

同時にハンマーやパンチャーを併用して自分好みのポケットを作ろう!

④好みの柔らかさになるまで、もみ込もう!

湯もみ型付けも終盤。

自分の好みの柔らかさ・型になるまで、叩いたり、もみ込んだり、曲げたり、繰り返して仕上げていこう!

⑤レザーを保湿しよう!

型付けが終わったらレザーに栄養を与えよう!

今回使用するのは和牛JBさんのプロティオスグラブ用トリートメントです。

グローブトリートメント
レザートリートメントを塗り込む。
プロティオスで得られる効果
  • 革の繊維(内部)に浸透しコンディションを整える。
  • 革に潤いを与える。(保革)
  • 革を柔らかくする。
  • 汚れを落とし、劣化を防ぐ。

レザートリートメントで悩んでいる方は、1本購入しても損はないです。

\ 購入はこちら/

黒たぬき

いつか和牛JBさんのグラブがほしい!

⑥乾燥させよう!

乾燥
お風呂場で乾燥。湿気が多くてなかなか乾かない

お風呂場で乾燥。

乾燥するまで1日~2日かかります。

直射日光をさけて日陰で乾燥させよう!

湯もみ型付け完了
湯もみ後のグローブ

型付けのビフォーアフター

丸2日間乾燥させて作業は完了しました。

型付け前と比べると革が柔らかくなり、開閉がスムーズになっていることが分かります!

紺たぬき

レザーが柔らかくなってとても使いやすくなったよ!はじめはボックス型を目指して湯もみしていたけど、途中でなんか違うってなって最終的にはやや横型のグラブに落ち着きました。これを持って横浜スタジアムでホームランボールをキャッチしたいと思います!

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この記事のまとめ
  • お湯の温度と時間には注意が必要!
  • 柔らかくする箇所は、ヒンジ、関節、ウェブ、土手部分
  • ポケットづくりはドラゴンボールやハンマー・パンチャーで
  • 湯もみ後は保湿しよう
  • 完全に乾燥させよう!
紺たぬき

今回はローリングスのグローブを実際に湯もみ型付けしました。納得のいく型づけになり大満足です!湯もみには正解がないので、自分で試行錯誤する必要がありますが、みなさんもこの記事を参考に湯もみに挑戦してみてください!また、他のグローブの湯もみも実践しておりますので合わせて参考にしていただくと幸いです!

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