【横浜DeNAベイスターズvs福岡ソフトバンクホークス】日本一が決まった試合に行ってみた。

その他

先日、贔屓チームが日本一になりました。運よくその試合を観戦できたのでリポートします。

撮影者:中の人

私には贔屓にしている球団がある。

それは横浜DeNAベイスターズという横浜を主戦場にしている球団だ。

私はプロフィールにも書いているように【超】地方住みだ。

もちろん地元が横浜ではない。まして神奈川県に住んだことは一度もない。

でもベイスターズを応援している。

ベイスターズファンです。というと

「え、なんで?」と返ってくる。

このくだり、100万回はしている(言い過ぎ)

ではなぜ、ベイスターズが好きなのか。

不運な事に私が野球に興味をもった年が1998年である。

そう、ベイスターズが過去一番強かった年である。

子供はとりあえず、強いチームを応援するようになっている。

また、好きな色は青色である。

これ以上の理由はいらないだろう。

あえて付け加えるなら、横浜ってなんかオシャレな街でいい感じじゃん♪って思ってた。

(※今も思ってる)

あとから聞いた話だが、地元が横浜の人にオシャレな街ですね!って伝えると

たぶん「みなとみらい」をイメージして言ってるんだと思うけど、あれは、ほんの一部。

俺らが住んでる横浜はめっちゃ臭いし汚いよって真顔で言われてショックを受けた。

話を戻すと、98年から優勝してから長いトンネルに入ることになる。

いわゆる「暗黒時代である」

暗黒時代の到来~それでも僕らはベイスターズを応援していた~

知らない人は横浜 あ と打つと 横浜 暗黒時代と多分出るので興味があれば調べてください。

その暗黒時代に突入しても横浜が好きだった。

当時、横浜戦なんて地上波で放送しているわけないし、SNSもなかったので

情報源は新聞のスポーツ欄。横浜のスタメンと試合成績を見るのが唯一の楽しみだった。

大学生になるとほかに夢中になるものができたが、うっすらと横浜の情報だけは追っていた。

チームが弱すぎて記憶が消えてる可能性もあるが・・・

TBSから親会社がDeNAへ~新時代の幕開け~

社会人になり、お金に余裕が少し生まれ出したころ、横浜ベイスターズは横浜DeNAベイスターズになった。

親会社の交代、中畑監督の就任。メディア露出も一気に増えた。

中畑監督のメディア露出しかなかった。

ただ、弱かった。とにかく弱かった。

優勝なんて生きてるうちに1度してくれればいいやって思ってた。

しかし、そのチャンスが今年来たのである!!!!!

「僕、日本シリーズに行くので会社休みますね!(にっこり)」

会社の社長にそう伝えたのは巨人とCSを戦っている最中だった。

「え、いいけど まだ気が早いよー」とニヤけて社長は私に返事をした。

まずはチケット争奪戦に参加しなければならない。

生活環境が変わって横浜現地観戦なんてここ数年行ってなかった。

チケットの購入方法から調べるところから始まった。

どうやら、はじめは抽選らしい。

せっかくなので胴上げの瞬間が見たいと思ったので第6戦(土曜日)に絞って抽選に応募した。

結果はすべて外れ。

次は「チケットを取ったけど、キャンセルした人の席」を購入できる抽選に応募。

これもすべて外れ。

最終戦。一般発売。これは抽選ではなく、早いもの勝ち。

仕事の都合上、発売開始時刻に遅れる。

結果、取れるはずがない。

これで終わりか。仕方ない。家でゆっくりTVで見るか。TVの方が見やすいしな。

そう自分に言い聞かせながら、気持ちを切り替えようとした。

しかし、ラストチャンスがまだ残っていたのである。

訳アリ席、立ち見席の一般発売が。

全てをかけるわ(CV.林原めぐみ)

綾波レイが頭をよぎりまくっていた。

勤務中だったので、社長に許可を得て販売開始待ちさせてもらうことにした。

要は仕事中にチケット取ります。許してくださいという意味だ。

このチャンスを逃すわけにはいかない。

全身全霊でスマホ画面をタップしまくった。

結果、なんとか立ち見を確保できたのである。

「社長、おかげ様で第6戦のチケットを確保することができました。ありがとうございました。」

「第6戦?相手ソフトバンクだろ?観戦できたらいいねー」

野球ファンならこの意味が容易に理解できるだろう。

最大限の皮肉である。

注:ちなみに社長は読売ファン

現地に向けて出発~雨でも関係ねえ。行くんだよ。横浜に~

日本シリーズが始まって地元横浜で2連敗。

誰もが勝負ありって思った。

私も思った。←

福岡で横浜が勝ち越せば第6戦が現地で見られる。

たとえ、相手チームの胴上げを見させられようとも

しかし、そこから横浜は奇跡の3連勝。

ビッグチャンス到来である!!!!!!

移動手段の確保、ホテルも台風接近に備えて2日分確保した。

11月2日土曜日 台風が予定通り日本列島を直撃。

新幹線は遅延はもちろん運転取りやめまでになった。

なんとか新幹線のチケットを取り直し、横浜へ向かった。

その時、すでに明日へ順延が決定されていたと思う。

日本シリーズは雨天なので試合が行われなかったとき、中止ではなく順延だ。

私は11月2日(土)のチケットを持っているのではなく、

日本シリーズ第6戦のチケットを持っている。

すなわち、雨天で中止になっても試合が見られないということではなく

そのまま翌日にスライドする。

日本シリーズに初めて行くので勉強になった。(前回の日本シリーズはTV観戦)

そんなこんなでいよいよ日本シリーズ第6戦が始まるのであった。

当日は早めに行くことなどは特になく、とりあえず開場時間にスタジアムに向かう。

取れたチケットは1塁側内野立見席だった。

正直、スタジアムの席はとても狭いので立ち見席の方がいいなと思った。

自分のタイミングで立ったり座ったりできるし、移動もかなり楽。

これが席だと長時間座るのはキツイし、トイレや食事の購入時で席を立つとき

少なからず、周りに協力してもらわないと移動できない。

指定された立ち見エリアに行くとすでに先客がいた。

立ち見エリアなので指定された場所は特になく、10人ぐらい?の人がこのエリア内で見てください

という感じだった。

試合前。サンセットの横浜スタジアム 撮影者:中の人

すでに両端は荷物が置かれていたので私は端から1歩内側に入った場所を陣取った。

試合時間が迫るにつれ、人が増えてきた。

同じ立ち見エリアにも人が続々と入ってきた。

スタジアムを見渡すと青や白のユニフォーム。これぞホームゲーム。

負ける気せーへん。地元やし状態。(第1・2戦は記憶から抹消済)

す、すごい横浜ファンってこんなにいたんだ
(^O^)ポジポジー

テンションが爆上がりである。

すると黒いユニフォームを着た男性がこちらに向かってきて、私の隣(端)に来た。

荷物だけ置いて場所取りしていた先客だ。

黒いユニフォームって過去あったっけ?と思いながら男性の方をチラ見すると

SoftBankの文字。

1塁側内野立ち見席でお隣さんがホークスファンでした(笑)

うそやろ?まじ?えっ・・

見渡す限り99.9%横浜ファンなのに私の隣はホークスファン。

そしてなぜか私に視線が集まる。

違う!俺の連れじゃねーーーーよ!!!!!!!!

そんなこんなで試合が始まった。

試合内容まで書くと果てしないので割愛します。

とりあえず、声援というか音量がすごかった。

先発の大貫投手がストライクを投げるだけで大歓声。

相手選手がアウトになればもっと大歓声。

こちらがヒットを打てば、超大歓声。

筒香選手の先制ホームランはスタジアムが壊れるかと思ったぐらい。

柳田選手の2ランで4ー2になり、まだまだ試合分からんなーと思っていたけど

11ー2になった時にはもうこれ勝っただろってなってた
(周りもたぶん思ってた)

※隣のホークスファンは最後まで見てました。最後話したけど普通にいい人でした。

そして9回2アウト

歓喜の瞬間。

けっこう泣きました。(笑)

死ぬまでに日本一は無事に見届けれました。

次はリーグ優勝するまで死ねません。

試合結果 日本野球機構より

試合終了後~俺たちが一番強い~

優勝セレモニー

とにかくMVPの桑原選手が賞金をめっちゃ貰ってたことしか覚えてない。

キラキラ
母なる大地 南場オーナー 通称ママ

セレモニーも一通り終わり、優勝記念グッズがそのまま発売されるということで外にでる。

球場の外へ出た瞬間

球場の外にこれだけの人がいるなんて想像もしてなかった。

スタジアムの中から

優勝記念グッズの列に並ぶためにまたスタジアム内へ。

めちゃくちゃ並んだ。(笑)

なんとかグッズを買い、ホテルに着いたころには日付が変わった頃だった。

約8時間立っていたので人生ではじめて腰が痛くなった。

やっぱり座って観戦する方がいいかもしれない。←

横浜DeNAベイスターズ、夢を見させてくれてありがとう。

おわり

この記事を書いた人
中の人

中の人/運営者
30代/田舎住みの野球を愛するブロガー

贔屓球団は横浜DeNAベイスターズ!
贔屓歴は今年で27年目。
26年ぶり日本一を横浜スタジアムで現地観戦。
沖縄春季キャンプなどで100人以上からサインをもらった経験あり。

このブログは野球がほんの少しだけ詳しくなる情報や雑学を提供していきます。

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